プリンセス鍋でかぼちゃ煮
先日、ラジオの投稿で、炊飯器が壊れたので朝食にご飯が食べられない、というのがありました。
炊飯器がなくても、鍋があるだろうに・・・
11年前の3月11日直後、うちでは、反射式ストーブと普通の鍋でご飯を炊いていました。
これが、うまい。昭和13年生まれの母が、水は大体このくらい、火にかける時間も、こんな感じ、そろそろいい・・・・そんな風にしておいしいごはんが出来ていました。
ガスも電気も無い生活でストーブは、重宝な調理器具でした。
今年の地震では、電子レンジの上に乗せていた炊飯器が電子レンジごと床に落下して、炊飯器の蓋が壊れました。新な炊飯器買ったけれど、洗うとき小さな部品が多くて面倒になり、最近はガスレンジの炊飯モードで炊くことにしています。
これ、すごくて。自動的に火力を調節して30分ほどで、ごはんが炊けます。おかゆモードもあります。火をつけたら火力調節を中央にして、ごはんかおかゆのボタンをおすだけ。コメは、アルミの鍋であればよいらしい。以前うちで使っていた一升炊きのガス釜の内釜を、母はこわれてからも捨てずに保管してありました。これに、ガラスの蓋を載せて炊きます。水分の目盛りもありますから、私でも簡単に水分が調節できます。
先日、ごはんボタンを押し忘れました。まったく忘れていて、警告音と、なんかの表示で勝手に火が消えました。鍋底が規定の温度以上になったので、安全装置が働いたのだと思います。
さて、コメはどうなったか。
なんと!!
美味しいごはんになっていました。焦げもありませんでした。
普通に、消えるまで炊いても良いの??
まあ、これはまねしないでください。
一つ言えるのは、ごはんは簡単に炊けるのではないか。専用の炊飯器でなくても。
もちろん炊飯器の、タイマーをはじめさまざまな機能や、おいしく炊ける工夫は素晴らしい。でも、ふつうの鍋で炊いてみるのも良いのではないか、と思うのです。
さて、タイトルのかぼちゃ煮。
ステンレス多層構造鍋で初めて煮てみました。プリンセス鍋ってやつです。
塩、砂糖、酒、みりん、水
これを溶解してから鍋にいれたかぼちゃにかけて、中火の弱火位で、鍋蓋から湯気がでてから5分、弱火で煮ます。5分したら火を止め、10分余熱調理。
煮崩れなく、きれいなかぼちゃ煮が出来ました。
時間、分量などはぜーんぶ、テキトーです。
この鍋で、ごはんを炊いてみようかな思っています。