CDを買う

街中にはCD店は少なくなり、もともとマイノリティである古楽なんて、店頭で買うことを考えることがなくなってしまいました。

以前は、店頭でCDを手に取ったり、試聴したり、CD店に行くことは本屋めぐりとともに、街中散歩の楽しみの一つでした。たまに東京に行ったときも、必ずCD店に行きました。

昔、東京でガンバのO先生とお会いする時も、よく新宿のCD店に行ったものです。先生とはクラシックや古楽のコーナーではなく、ロックやポップスのコーナーを物色しました。

 

買わなくなったきっかけは、CD注文を店頭でしたのに、店員さんが発注をしなかったらしく、その事実が発覚した注文から1月後、涼しい顔で「これから注文をします」と言われた、という経験があったことからです。これは即、ネットで注文すると申し上げました。

いまはネットで注文して、コンビニで受け取ることが多くなりました。と言っても、以前は月に何枚!など購入枚数を自己制限していましたが、今は、一年を通して10枚も買うかどうかという感じです。

 

そもそも、CD、まーだ買ってんの??

そんな風に思われるかもしれません。

ま、そんな世代ということです。

 

実際、ヴェルサイユ宮殿のCDが色々と出てくるまでの最近は、あまりCDを買うことも無くなっていたのですから、新しいCDはこのレーベルばかりが増えています。

一番最近買ったのは、デュパールの、6つのSUITESです。チェンバロ、ガンバ、リコーダー、オーボエが登場します。デュパールは、本当に久しぶりに聴きました。と言っても、1番以外はあまり聴いたことが無かったように思います。6つある中から4,1,2、6が録音されています。リヴァーブの少ない録音です。曲ごとに様々な編成で演奏されており、それぞれがとても魅力的です。

20年くらい前に1をやってみたくて楽譜を探したら、なかなか見つからず、ある大学図書館にあることが判明したので、それのファクシミリ部分のみコピーしました。

これを久しぶりに出してきて、トラヴェルソで吹いています。今後は、1以外もやってみようと思っています。

 

先日は、マレの新譜を予約しました!9月が楽しみ。